宝生和英 HOSHO KAZUFUSA

Profile

昭和61年(1986)東京生まれ。父、第19世宗家宝生英照に師事。宝生流能楽師佐野萌、今井泰男、三川泉の薫陶を受ける。
平成3年(1991) 能「西王母」子方にて初舞台。
平成20年(2008)に宝生流第20代宗家を継承。
これまでに「鷺」「乱」「石橋」「道成寺」「安宅」「翁」、
宗家一子相伝「弱法師 双調之舞」「安宅 延年之舞」「朝長 懺法」を披く。
伝統的な公演に重きを置く一方、異流競演や復曲なども行う。
また、公演活動のほか、マネジメント業務も行う。
海外ではイタリア、香港、UAEを中心に文化交流事業を手がける。
平成20年(2008)東京藝術大学アカンサス音楽賞受賞。
平成28年(2016)文化庁東アジア文化交流使
令和元年(2019)第40回松尾芸能賞新人賞受賞。
2023年よりミラノ大学客員教授に就任。

海外公演

■公演
<イタリア>
2015年 ミラノ万博
2016年 ミラノトリエンナーレ、マダムバタフライシンポジウム(ミラノスカラ座)
2017年 ヴィツェンツァ演劇フェスティバル
2018年 ローマ日本文化会館公演、フィレンツェ
2019年 スポレート2MONDI、カッラーラ、ミラノテアトロフランコ水上薪能
2024年 ミラノ エルフォ・プッチーニ・シアター宝生流能楽公演「綾鼓」

<バチカン市国>
2017年 バチカン勧進能

<香港>
2016年 東アジア文化交流使
2017年 香港大学能楽公演
2019年 第2回香港大学能楽公演

<中東・UAE>
2019年 アブダビアートシンポジウム
2022年 日本・UAE国交50周年記念公演
    日本・オマーン国交50周年記念公演

<中央アジア>
2024年 アゼルバイジャン ヘイダルアリエフセンター 宝生流能楽公演「小鍛冶」

■講座
ミラノ大学、カ・フォスカリ大学、香港大学

メディア実績

TV
■NHK 
大河ドラマ「篤姫」「天地人」、「にっぽんの芸能」「新春能狂言」「古典芸能への招待」「シュガー&シュガー」 など
■フジテレビ
ドキュメンタリー「僕は小さな能楽師」、「プレミアの洞窟」 など
■日本テレビ
■Rai(イタリア国営放送)
■ディズニープラス
「SHOGUN—将軍」劇中能の制作、出演(謡)

雑誌・新聞
「婦人画報」「アサヒカメラ」「月間ダイバー」「翼の王国」「T JAPAN」「花もよ」 など
東京新聞、日経新聞、読売新聞、共同通信、能楽タイムズ など

ラジオ
J-WAVE、InterFM897 など

その他
JAL機内エンターテインメント「JALMooove」

コラボレーション

2016年 バロックオペラ「ジャパンオルフェオ」 演出・プロセルピナ役 
2017年 尺八 藤原道山 プレミアウィーク「能と尺八の夕べ 清経」 清経役
2018年 いとうせいこう、ジェイルービン「能楽の水鏡 羽衣」 演出・天女役
2019年 京劇俳優 石山雄太「石橋」 演出・獅子役